妻が起業したいと言ったときモヤモヤした気持ちになるサラリーマン

サラリーマンをしているあなたの妻が、ある日突然に「起業したい」と言ったとき、あなたはそれを理解して応援してあげることができますか。もちろん内容にもよるでしょうが、それを心底応援することができますか?

もし、口では応援すると言っていても、何かモヤモヤした気持ちがあるのだとしたら、それは「先を越された」という小さな嫉妬かもしれません。特に、夫であるあなた自信に「起業したい」という気持ちがある場合は、なおさらそのような気持ちになるかもしれません。

今回はたまたま、あなたの妻が起業すると言っていますが、これが会社の同僚の場合でも、きっとあなたは同じような気持ちになるでしょう。「自分もそこに行きたい(起業したい)のに、どうして自分が行けずに君が先に行くんだ」という気持ちです。

またその後しばらくして、妻の事業が軌道に乗り、あなたの給料をも上回るくらいの所得を得るようになったところを想像してみてください。「起業家としての才能が隠されていたんだね、素晴らしい!おめでとう!」と素直に言うことができるでしょうか。

もし素直に喜べないとしたら、あなたは「起業家としての才能」と「自分の価値」を混同しているのかもしれません。もし、妻や同僚があなたより先に起業し、また先に成功したとしても、それは人間の価値を決めるものではありません。


その良い例として、逆の立場を考えてください。あなたが起業して成功したからといって、妻や同僚の価値は下がりますか?いいえ、下がるはずがありません。なぜなら、それは何の関係もないからです。

そのような間違ったプライドを持つことは、あなた自信の成長をも妨げます。妻の成功は、あなたの選んだ人が、素晴らしい才能を持っていたことを示すものです。卑屈になったり、ひがんだりするのではなくその成功を一緒に祝ってあげましょう。

そして学ぶべきは学びましょう。あなたも起業したいのなら、妻に教わればいいのです。成功者から学ぶことが、成功への近道なのですから、あなたは恵まれていると考えるべきなのです。

最後にもう一度質問です。あなたは、あなたの妻が起業したいと言ってきたら、またあなたの妻が起業して成功したら、心から応援しともに喜ぶことができますか?


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