サラリマーンの夫の起業への妻の不安

今までサラリーマンだった夫が、あるとき突然こう言い出します。「俺、サラリーマン辞めて起業するわ」。夫は考え抜いた結果なのでしょう、もう迷いはないという顔、どちらかというと清々しささせある顔をしています。

それを聞いて驚いているのは妻のほうです。何の相談もなく、ある日突然の「サラリーマン辞任」の宣言。宣言だけなら、まだマシなほうで、場合によっては「サラリーマン、もう辞めてきた」なんていうケースもあるでしょう。

サラリーマンの夫が起業する場合、妻が最初に心配するのは、もちろんこれ。「お給料がもらえなくなるんじゃない?」ということですよね。サラリーマンの特権、定期のお給料。高い安いとはいいながら、サラリーマンは毎月一定の日に振り込まれます。

その安定したお給料が、急に無くなると言われるのですから、妻の不安もうなずけます。起業には、家族の協力は必須だと思いますので、やはり、ここは妻を納得させられる位の根拠は持っておきたいですね。

そう考えると、サラリーマンが起業する場合、自分が興すビジネスについて、プレゼンをする必要がある相手がいるということになります。これは、とても良いことだと私は思っています。

起業する場合(それがサラリーマンではなくても)、どうしても自分一人で考え、一人でチャンスを見つけたと思い、一人で興奮し、実行に移してしまいがちです(私自身の経験からも、そう言えます)。


実行に移すまでの間、だれか他の人にプレゼンし、認めてもらえないと進めない、起業できないとなると、プラン自体も磨かれます。今回のサラリーマンの夫が起業するというようなケースでは、サラリーマンの夫は妻に対してプレゼンをすることになります。

妻を納得させられるだけのプレゼンができれば、少なくとも、独りよがりのビジネスプランではない可能性が高まります。あなたの営業力も高まるかもしれません。この記事はサラリーマンの夫目線で書いていますが、あなたが妻ならこの記事を見せて、サラリーマン辞めて起業すると言っている夫へ、プレゼンを求めてみてください。

夫婦ともに納得したうえで、サラリーマンを辞めて起業するんだけど、退職金だけでは起業資金が足りないよという場合、一度、私のようなエンジェル投資家や個人投資家に出資を募るのもいいかもしれませんね。

十分にブラッシュアップされた、あなたのプレゼンをお聞きする日を楽しみにしていますね。もちろん、サラリーマンを辞められる前でも大歓迎です。では、いつの日かオンライン面談でお逢いしましょう。


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