将来起業したい!学生のうちにやっておいたほうが良いことはコレ

将来、起業したいと思っている学生は、一体、今何をやっておけばいいのでしょうか。簿記や経済、経営について学ぶことでしょうか。それとも何か、専門的な知識を付けておくほうがいいのでしょうか。

せっかく起業するのですから、学生のうちに何か出来ることはないかと思うのは、当然の事かもしれません。それは、何でしょうか。私が教えましょう。将来、起業家になりたい学生が、やっておいたほうが良いことは「起業」です。

「学生は起業前に、起業をやっておいたほうが良い」と言っても、ピンと来ないかもしれませんので、少し噛み砕いて説明します。


多くの人は、「起業する」というと、何か大変なことのように思います。しかし、決してそんなことはありません。起業とは、「ある日から、何かとお金を交換する事を始め、それを継続するだけ」の事なのです。

起業するには、会社を作る(正式には、「法人を設立する」と言います)必要はありません。ただ、「何かとお金を交換する」だけでいいのです。まず、これを始めて、アルバイトやお小遣いのように「お金を人から貰う」のではなく、「自分でお金を作り出す」という体験をして欲しいのです。

「自分でお金を作り出す」感覚というのは、頭では判っていても、実際に体験するまで、本当の意味では判ってはいません。ですから、これを学生のうちに体験して欲しいのです。最初は、友達の嫌がる作業を、代行や代理して、対価として幾らかの報酬をもらうのも良いかもしれません。方法はなんでも構いません。

多くの人が、起業しようと思っても、起業出来ない原因に一つは、「経験したことのない未知(起業)への恐怖」です。しかし、あなたに「自分でお金を作り出す」という成功体験があれば、体はその体験を覚えていますので、起業に恐怖は感じないでしょう。

これが、私が最初にお話した、「将来、起業家になりたい学生は、起業前に、起業をやっておいたほうが良い」と言っていた理由なのです。お判り頂けたでしょうか。

最初は、ほんの小さな事でも構いません。100円でも500円でもいいのです。将来、起業したいと思っている学生は、在学中に「自分でお金を作り出す」という体験を、少しでも多くしておいてください。そして、卒業後、是非、起業家としての路を歩み出してください。起業家のあなたと、いつか会える日を楽しみにしています。


エンジェルコラム一覧を見てみる

投資家ブログを見に行く